シビックハッチバックの吸気温度が気になり、エアインテークまでの風の通り道を調整してみました。
吸気温度の低下を目指します。
※参考にされる方は自己責任でお願いします。
調整 対策 経緯
2年くらい前に吸気について書いたこともありました。
その時の記事です。
その時は何もしませんでしたが、吸気温はやっぱり高いなと思っていました。今年の夏も暑く、外気温が30度以上ある時は、吸気温は普通に60度以上になっていました。(コムテックのレーダー探知機/ODBⅡからの数値)
街乗りでストップ&ゴーが多い場所では、吸気温度が徐々に上がってきて、信号等での停車中は30分位で60度以上になります。その後は温度がなかなか下がらない感じです。
やっぱり何か対策しようと思い、お手軽に安価にできることをやってみることにしました。
※ちなみにスポーツ走行は致しません。
吸気対策
作業内容です。
①現状
以前の記事でも書きましたが、ボンネット側にに付いている空気の流れを導くゴムのような部品が、エアインテークを半分以上塞ぐように取り付けられてます。
※トップの画像と同じです。何て呼ぶのでしょうか?導風板?吸気ガイド?とりあえず、導風ガイドと言っときます。
下の写真から導風ガイドの跡があり、開口部を塞いでるのがわかります。
みんカラを見ていると、同じように思ってか対策されている方もいるようですが、この導風ガイドはゴミ、水分等の流入を防ぐ目的もあったりするようです。
ですが、社外のエアクリ(キノコタイプ)へ交換した時はこれ以上にゴミのリスクが増えているはずなので、向きを変えるくらいなら大丈夫かなと思い、フレッシュエアーを導けるようにしてみることにしました。
②取り付け角度
ボンネット側に付いている導風ガイド(ゴム系の部品)ですが、くの字になっている角度を現状より真っ直ぐにすれば、空気が直接開口部へ流れるようになりそうです。が、どうやって角度をなくすか…。
簡単なのは、クリップを外して両面テープ等での固定ですが、両面テープが剥がれた時の事を考えると面倒だなと…。
この導風ガイドのあたりを見てると、
裏側の丁度よさそうな場所に穴があるのを見つけました。
③取り付け位置 変更
クリップを1箇所外します。
赤丸が最初の位置。黄色丸が見つけた穴。
これで角度は変えられそうですが、導風ガイドの穴の位置が合わないので、
丁度いい位置に穴を空けることにします。
マスキングテープで位置決めをしたあと、カッターで丸く穴をあけました。
雑ですが気にしないことに…。
付いてたクリップを再利用して穴の位置を変えて取付けます。
写真の左上がクリップの形状です。
④導風ガイド 追加
風が入ってくる穴の左側にもガイドを追加しました。
エーモン/静音計画の静音マルチモールを貼っただけです。(以前買った残り物)少し高さが足りない感じもしますが、ないよりは効果があるかな…。
⑤移動後 ボンネットの中
ボンネットの中にスマホを置いて撮ってみました。
ボンネットを閉めると…
導風ガイドが、エアインテークの上に乗っちゃいました!
ですが、お互いゴムなので大丈夫かなとそのままにすることに。
※数日はこのままでしたが、⑦で変更します!
⑥導風ガイド 変更比較
純正の位置と、変更した位置を比較してみした。
ボンネットを少し浮かした状態です。
左側:純正位置。右側:変更後の位置。
ボンネットを少し下げて。(撮影できる隙間は開ける)
左側:純正位置。右側:変更後の位置。
上から見た時の位置は
オレンジ:純正位置。黄緑:変更後の位置。
純正だと開口部をほぼ塞いでたのが、変更することで半分位は開けることができたかと思います。
この状態で完成と思ってたのですが、数日後確認してみると、
⑦導風ガイド カット
エアインテークのゴムが少し潰れてました!
原因は、⑤で導風ガイドがエアインテークの上に乗った状態だったからです。
やはり気になるので、導風ガイドをカットすることにしました。(本当は元の状態に戻せるよう切らないつもりだったのですが…)
カットはこんな感じで斜めに数センチ切りました。
2回に分けて切ったので、折れ曲がるところも切れてる状態です。ですが、コレを再利用することはないのでそのままゴミ箱行きです。
⑧調整完了 完成
カットしたら今度こそ完成です。
切るときは外すのが面倒で、ボンネットに付いたままカッターで切っちゃいました。
調整カット後にボンネットの隙間から除くと
開口部がほぼ全部見えるようになりました。
⑨完成後 比較
位置変更、カット後の比較です。
左側:純正位置。右側:位置変更・カット後。
導風ガイド単体で見ても、角度がかわって、短くなったのがわかります。
調整後のまとめ
作業時間
最初に30分位、後日のカットで10分位でした。内容的には10分もあれば終わる内容ですが、少しずつ試しながらで時間がかかりました。
調整後の効果
導風ガイドを調整して、吸気温度が下がったかと言うと、実はこの仕様での走行はあまりしていなく、はっきり言い切れませんが、走行後は温度が下がり始めるのが少し早くなったような感じがしました。
運転しての違いは何も感じませんでした。
その2 へ続く
この仕様であまり走行していないのは、導風ガイドを調整してすぐに、もう1つ試してみたことがあって、その作業にすぐにとりかかったからです。
これもみんカラを見てのマネなのですが、吸気温度が高いのは、エアインテークの下側(ラジエーター側)からの熱い空気を吸っているのが原因ではないかと言うことで、遮熱板を作ってみました。
詳しくはこちら↓を見てください。
FK7「吸気温度について(その2/遮熱板)」 - すぬっぺの気まぐれ日記