シビックハッチバックに取り付けたパーツです。
「マフラーカッター」です。
通販AliExpress(アリエクスプレス)で購入しました。
前回の記事では取付作業までのくだりが少し長かったので、記事を分けました。(・_・;)
※参考にされる方は自己責任でお願いします。
ちなみに前回の記事↓はコレです。
交換経緯〜購入。仮合わせ・現状確認、等を書いてます。
コレからの続きになります。
では、加工&取付の事です。
マフラーカッター 加工&取付
加工内容は、マフラーに奥まではまらなかった部分を奥まではまるようにするのと、丁度いい長さにすることです。
構想はありましたが、うまくできなかなかったら臨機応変に対応することにしました。(って、結局思い通りにはならなかったんですがね…)
ということで、まずは加工です。
①分解
まずは、カーボン部分とパイプの部分をバラします。
リベット3箇所で固定されているので、それを外します。
外し方は「リベット 外し方」で検索すると出てくるので参考にしました。
最初は細めのドリルから少しずつ太くして作業を進めて、かなり苦労して一箇所外しましたが、最初から丁度いいサイズのドリルで作業したら簡単に外すことができました。(最初は1ヶ所5分位掛かったのが、要領が解れば、1ヶ所20秒位で外せました)
とりあえず、カーボン部分とパイプの部分にバラすの成功です。
②取付部分
次に純正のマフラーに取り付けられるようにします。
現状は黄色の線あたりまでしか差し込めないので、
黄色線の部分のスリットを延長して、赤丸の部分でスポット溶接されているのでそれを外して、丸から半円状にします。
スリットの延長カットは金鋸でカットして、溶接部分は、折って戻してを繰り返して、金属疲労でバラしました。
できたのがこんな↑感じです。
※金鋸でカットしているとき、思った以上にパイプが硬く、ここで構想通りにならないと思いました。
③長さ調整(失敗)
純正マフラーからの、はみ出し具合を調整するため、更に金鋸でパイプのカットをしようとしました。
黄色のラインの様に、(純正マフラーから5cm位はみ出るように)カットしようとしましたが、パイプが硬く、手作業では厳しいと感じ、早々に諦めました。
カットも元の形に合わせて斜めにカットしようとしたから厳しいのもあります。(真っ直ぐでもかなり大変そうです…)
仮にカットできたとしても、キレイにはできなかったと思います…。
予定では長さ調整後、カットした部分の色がハゲるので色を塗って、カーボン部分の長さも調整して、組み合わせて完成のつもりでした。
が、ここで予定を変更して、青のパイプ部分は使わないことにしました。
④更に分解
マフラーカッターを純正マフラーに取り付ける部分だけを利用するために更に分解します。
写真の点線部分右側の取付部分だけを利用するために、パイプのブルーの部分とシルバーの部分をバラすために、赤い矢印の部分でスポット溶接されている箇所を外します。(3箇所ではなくもっとあります)
これが予想以上に大変でした!
溶接部分をマイナスドライバー+トンカチでガンガン叩いてバラしましたが、結構な労力を使いました。
で、やっとバラせたのがこんな。
写真では見えませんが、叩いた部分が結構ガタガタになっちゃいました…。
⑤使用パーツ
バラして、バラして今回使用する残りのパーツがこれ
さっきバラした、取付部分はかなりガタガタに…。
一応目立たないよう見える場所は黒で塗っときました。
これらを組み合わせますが、その前にカーボンパイプ部分を調整です。
⑥カーボンパイプ調整
まずははみ出し具合の調整です。
実際に借り付けして丁度いい感じの場所を探ります。
元より奥まって取り付けることになるので、そのままでは取付金具がつけられないので、
金具がつく場所をカットします。
出来上がりのイメージが
こんな感じです。(固定はまだしています)
⑦パーツ組合
仕上がりのイメージができてきたので、
固定部分と、カーボンパイプを組み合わせます。
何で固定するか悩みましたが、元と同じリベットで固定することにしました。(接着剤とも思いましたが、熱で剥がれて取れてしまったら大変なのでやめときました)
リベッターを今回購入しましたが、今後は他で使う可能性も少なそうなので、ホームセンターでかなり安めのを購入しました。
元が3箇所で留まっていましたが、カーボンパイプの位置を調整したことで、穴の位置が変わるので、丁度いい場所に穴を開けなおしてから固定します。
はじめてリベッターを使いましたが、うまくできました。思ったより簡単ですね。
このあと、リベットをカーボンパイプの色に合わせて黒に塗りました。(黒のも売ってましてが、セット品を買ったので、付いてるのを使いました)
これでやっとマフラーカッター側の準備完了です。
⑧あたる場所
今度は車側の調整です。
仮合わせの時に気づいてたのですが、マフラーカッターと純正マフラーを固定するときのホースバンドの様な固定金具が車側(アンダースポイラー)に接触してしまいます。
写真左側の固定金具が、写真右側のように接触してしまします。
アンダースポイラーの下の部分です。
矢印のあたりです。
なので、
カッターでカットしちゃいました。(見えない部分なので、かなり適当ガタガタです。)
※この金具での固定場所を、マフラーの下側(横)にしたほうが作業が楽だろうけど、金具が見えづらい上側にしたので、カットが発生しました。
⑨塗装
マフラーカッターが全体的に黒系ですが、純正のマフラーがシルバーでそのままの取り付けると、チラッと見えるシルバーが気になりそうだったので、
シャーシーコートブラックを使ってマフラーの縁部分だけを黒にしました。(写真撮り忘れましたが、スプレーしたくない部分にはマスキングして、周りに飛び散らないようにビニールで覆ってから作業してます。マフラーの中にもスプレーしないようにダンボールで蓋してましたが、塗り忘れ箇所があって、面倒でそのままの再スプレーしたらマフラーの中が中途半端に塗られちゃいました…)
⑩落下防止ワイヤー
万が一外れてしまった場合に備えてワイヤーを取付ます。
マフラーカッター側の取付場所は元々リベットが付いていた穴をそのままの利用します。
※ホームセンターでワイヤーを切売で、輪っかにする用の止金具を購入して、丁度いい長さにします。(最初から輪っかになってるワイヤーを、買った方が楽だけど、自分で作ったほうが丁度いい長さにできるのと、少し安くなるので自作にしました。)
車側の取付は、
マフラーの支柱に空いている穴にワイヤーを通して、
カラビナで外れないようにして、
ワイヤーがたるまないようにクルクルっと巻きます。
最後にアルミテープでカラビナを固定します。
⑪固定
最後に固定金具でマフラーカッターを固定します。
狭くて締め付けるのが少し大変でした!
⑫完成
これで完成です。
やっと出来上がり♪
取付後のまとめ
作業時間
今回はかなりの時間がかかりました…。
- 届いてから仮合わせでダメで、何とか取り付けるために計測したりで約50分。(前のマフラーカッターを一度取外して、また付ける時間を含む)
- 分解作業に約120分。
- 組み合わせ作業に約120分。
- 車への取付に約80分。
と、約6時間の作業時間がかかりました!
これ以外にもチョット塗ったりとか、試行錯誤してた時間もあるので実際にはもっとかかっています!
見た目
好みによると思いますが、以前取り付けたマフラーカッターよりカッコよくなったかと思います。
以前のは、チタン風で少し派手な感じでしたが、
以前のマフラーカッターの記事↑です。
今回のはブラックで締まった感じになりました。
最初の印象はメカメカしくなったと感じました。
見る角度によっては一発でマフラーカッターと分かってしまいますが、
車にそこまで興味ない人はパット見ではわからないかな…
真後ろ正面から見るとバレバレかな…。
分解の際、スポット溶接を力ずくで外したので、ガタガタなのが気になる…。(もう少し補修すればよかったと取付けてから思ったけど、面倒なのでもうこのままかな…)
効果
マフラーエンドの見た目だけなので、走り・音は純正と同じです。
その他
今回かかった費用は、マフラーカッター(¥7,400) + リベッター(¥1,600) + ワイヤー(¥300) 程度でした。
他にもシャーシーコートなど使っていますが、以前買った残りだったり、家にあるものを使いました。
マフラーカッターが思い通りつけられない時は「やっちゃった」と思いましたが、何とか低予算で取付できてよかったです。
本当は内側チタン風のが良かったんですが、コレはこれでカッコいいし良しとします。
でもこの形で良しとするならもっと安い商品もあるので、トータルで見ると失敗になるんですかね…。
↑このような商品の場合、取付方法を考えないといけなそうですが!?
次は失敗しないように気をつけて商品選びしようと思います。
みなさんも気をつけて下さい。